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不動産買取にはどの様な物件が向いているのか?

不動産買取

2020.10.19

不動産買取・リノベーションマンションのアイレントです。

今回は、アイレントが実際に買取を行った事例やご相談があった事例を基に、どの様な物件が不動産買取に向いているかを解説していきます。
不動産の売却や買取をご検討されている方はぜひご参考にしてください。

目次

  1. 不動産買取のメリット
  2. 不動産買取のデメリット
  3. 直近でアイレントが買取を行った物件はどの様なもの?
  4. 不動産買取に向いている物件
  5. 不動産買取に向いていない物件
  6. 不動産買取価格の相場
  7. 良い不動産買取業者の条件は?

1.不動産買取のメリット

不動産を売却する場合には、不動産会社に依頼して「仲介」により売却するパターンと、不動産会社に直接「買取」してもらうパターンがあります。

<こちらの記事もご参考にしてください>

不動産買取のメリットは次のとおりです。

・短期間で現金化が可能
・仲介手数料がかからない
・内覧とかの手間がかからない
・周囲に売却していることを知られない
・瑕疵担保責任などが免除される

不動産買取のメリットとしては、短期間で確実に売却することが可能であり、秘密厳守で売却を行うことも可能です。
また、契約手続きや物件を引き渡した後の手間も掛からないため、早く確実に不動産を売却したい方にはオススメの売却手法です。

では、逆に不動産買取のデメリットは何でしょうか?

2.不動産買取のデメリット

不動産買取のデメリットは、市場価格より不動産買取価格が安くなることです。

不動産買取で、不動産買取業者と直接取引を行った場合には「仲介手数料」がかかりませんが、仲介手数料が無料であったとしても、不動産買取価格は市場価格より安くなります。

手間がかからず早く売却できるが、市場価格より低くなることが許容できるかどうかが、不動産買取を選択するかどうかの判断材料の一つになるのではないでしょうか?

3.直近でアイレントが買取を行った物件はどの様なもの?

直近でアイレントが買取を行った物件やご相談があった物件は次のとおりです。

ケース1 築年が古く内装が劣化したマンション

この物件は、東京都23区内に所在する物件で、都心部へのアクセスや周囲の住環境も良好な物件です。比較的、取引件数も多い物件ですが、築年が古いため、室内や設備が老朽化した物件でした。
所有者の方は、当初は仲介で売却することを検討されましたが査定額が想定よりも高くなく、また、売却に時間がかかると説明を受けたため、アイレントに買取のご相談を頂きました。
アイレントで査定を行い、買取価格と市場価格の差が小さかったため不動産買取の申し込みを頂きました。

ケース2 仲介で長期間成約に至らないマンション

この物件は、関東の地方都市に所在する物件で、築30年のマンションです。間取は3LDKで陽当りも良く静かな住宅地にある物件です。
内装・設備の改修が必要な状態だったのと、不動産取引の流通性が低いエリアであったため、仲介に売却依頼を行って2年間も成約に至らない状況です。
この様な状況からアイレントに不動産買取のご相談を頂き、所有者の方のご希望額を伺いながら不動産買取価格の調整中です。

上記以外のご相談事例はこちらをご参考にしてください。

4.不動産買取に向いている物件

アイレントの買取実績から、どの様な物件が不動産買取に向いているかを考えてみましょう。

不動産買取に向いている物件

  • 築年が古い物件(旧耐震の物件)
  • 内装が劣化している物件
  • すぐに現金化したい場合
  • 事故やトラブルがあった物件
  • 仲介で長期間売れない物件

築年数が古く、一度もリフォームしたことがないマンション、事件やトラブルが起きた物件は、一般的な売却方法で買主を見つけるのは困難です。この様な物件は、仲介で売却依頼を行ったとしても長期間売れない可能性があります。
また、一般的な不動産取引の場合、契約から引渡が完了してお金が手元に届くまでに1〜2ヶ月程度は掛かりますので、すぐに現金化したい場合には不動産買取がおすすめです。

5.不動産買取に向いていない物件

では、逆に不動産買取に向いていない物件はどの様な物件でしょうか?

不動産買取に向いていない物件

  • 新築に近い住宅や、すでにリフォーム済みの物件
  • 少しでも高く売りたい場合
  • 売却するのに時間がかかってもいい場合
  • 流通性の高い物件(人気のエリアにある物件)

この様な物件の場合、不動産買取とは違って、不動産会社が査定した価格をベースに、自分で売却価格を決めることができるので、仲介での売却の方がメリットが大きく、特に、駅近や人気エリアといった、買主のニーズが高い物件の場合は、査定価格より価格を上げて募集することもできますし、価格が高騰している時期なら、想定より大きな利益を受ける可能性もあります。

6.不動産買取価格の相場

不動産買取価格の相場は、仲介で売却可能な価格(市場価格)の70%程度と言われています。物件の所在するエリアや物件の状況、不動産買取を行う業者によって価格の増減はありますが、市場価格の70%を超えていれば比較的高く不動産買取を行ったといえるでしょう。

先程のアイレントの不動産買取実績の価格を見てみましょう。

ケース1 築年が古く内装が劣化したマンション

この物件の仲介での市場価格は1,600万円でした。アイレントが不動産買取を行った価格は1,250万円で、市場価格の78%になります。

ケース2 仲介で長期間成約に至らないマンション

この物件の仲介での市場価格は690万円であり、この価格で売却を行っていました。アイレントが所有者の希望を伺いながら査定した不動産買取価格は590万円で、市場価格の85%になります。

では、良い不動産買取業者の条件はどの様なものでしょうか?

7.良い不動産買取業者の条件は?

良い不動産買取業者の条件はどの様なものでしょうか?

良い不動産買取業者のポイント

  • 他社より高く不動産の買取をしてくれる
  • 価格査定が明確であること
  • 不動産に関する知識、建築に関する知識などが豊富
  • 関係法令や金融に関する知識などが豊富
  • 安心感がありわかりやすい説明をしてくれる

不動産買取業者は、買取った不動産を転売して利益を出します。ですから、単純に不動産の転売を繰り返す業者は、「安く買って高く売る」ことをビジネスモデルとしています。この様な業者の場合には、市場価格より不動産買取価格が安くなる傾向が見受けられます。

不動産を買取ってリノベーションなどを行い、新たな物件として再販売を行う業者の場合には、不動産の知識以外にも建築に関する知識や経験が重要です。
また、安心感があり安全・確実な不動産取引を行う場合には、様々な知見が必要となりますので、不動産買取業者を選ぶ場合には、ホームページなどでチェックしたり不安に感じていることを質問するなどしてから不動産買取業者を選ぶようにしましょう。

アイレントは、所有者の方からお譲り頂いた物件を、リノベーションで新たな価値観を見出し次の方へ橋渡しを行うことを念頭においています。
不動産買取をご検討の場合には、ぜひご相談ください。

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この記事を書いた人
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